昨年の菊花賞馬キセキが日経賞で始動(撮影:下野雄規)
3/24(土)は中山・阪神・中京の3場開催。23日正午の馬場発表は中山と阪神が芝稍重・ダート重、中京が芝ダートともに重。24日の天候は中山が曇りのち晴れ、阪神が晴れ時々曇り、中京が晴れの予報となっている。
■日経賞で菊花賞馬キセキが始動
中山11Rは日経賞(GII)。昨年の菊花賞馬キセキが登場する。今年の始動戦を白星で飾れるか。他には、香港ヴァーズ(GI)で世界の一流馬相手に3着と好走したトーセンバジルや、骨折による休養から復帰のゼーヴィント、日経新春杯2着のロードヴァンドールなどが出走。
■皐月賞最終便・毎日杯
阪神11Rは毎日杯(GIII)。昨年はアルアインがここから皐月賞(GI)を制した。今年はブラストワンピース、ギベオン、インディチャンプといった2戦2勝の無敗馬に注目が集まっている。無傷の3連勝でクラシックに名乗りを上げられるか。
■熊沢重文騎手がペガサスジャンプSで復帰
1月13日の中京競馬で落馬負傷(左多発肋骨骨折、左鎖骨骨折)した熊沢重文騎手が、中山8RのペガサスジャンプSで復帰。平地の重賞ウイナーで、障害入り後は全てのレースでコンビを組んでいるクランモンタナに騎乗する。
■ダノンマジェスティ、大寒桜賞で巻き返しなるか
中京10Rの大寒桜賞(500万)に、アルアインの全弟ダノンマジェスティが出走。新馬勝ちから挑んだきさらぎ賞では9着に終わったが、ここで巻き返すことができるか。他には、ゴールドシップの全弟ゴールドフラッグなどが出走する。
■阪神9R・君子蘭賞にセンテリュオなど
阪神9Rは3歳牝馬限定の君子蘭賞(500万)。昨年の優勝馬カワキタエンカは、今年の中山牝馬Sを制している。トーセンスターダムの全妹センテリュオや、アドマイヤリードの半妹カレンシリエージョなどが出走する。
■中山10R・春風Sにタガノヴィッターなど
中山10Rは春風S(1600万)。連闘ながらこのクラスで続けて3着に入っているタガノヴィッターに人気が集まりそう。藤田菜七子騎手が騎乗するビックリシタナモーも人気上位か。
■ダイワスカーレットの娘・ダイワエトワールが3勝目を狙う
中山12Rの1000万下にダイワスカーレットの娘、ダイワエトワールが出走。ダートでは3戦2勝2着1回と連対を外していない。リヴァイアサン、ルフォールなど相手は揃ったが、ここも突破することができるか。
■横山典弘騎手らが区切りの勝利まであとわずか
横山典弘騎手はJRA通算2700勝まであと1勝で、本日は中山で3鞍に騎乗。酒井学騎手はJRA通算300勝まであと1勝で、阪神で10鞍に騎乗。中井裕二騎手はJRA通算100勝まであと1勝で、中京で7鞍に騎乗。
■佐賀では好メンバー集結の松浦川賞
佐賀競馬場では17時05分に松浦川賞(S2)が行われる。キョウワカイザー、ウルトラカイザーといった地元の雄に、転入後5戦で重賞3勝のテイケイネクサス、実績馬マサヤなど好メンバーが揃った。