順調そのものといった感じのラッキーライラック(撮影:井内利彰)
桜花賞2着で連勝はストップした
ラッキーライラック(栗東・松永幹夫厩舎)。前走後は短期で放牧へ出されており、4月21日にノーザンFしがらきから栗東へ帰厩。先週からオークス(5月20日・東京芝2400m)に向けて時計を出し始めており、今朝2日はCWコースで2週前追い切りを行っている。
これまで2週前追い切りは栗東坂路で行われていたが「今回はマイルを使うわけではないので」と追い切り場所変更の意図を説明する松永幹夫調教師。向正面3コーナー手前から入場して、2周目での追い切り。
カフェライジングを追走していたが、折り合いを欠くような仕草はない。
落ち着いた様子で追走して、向正面もかなりゆったりしたラップ。ラップが速くなったのは3コーナーを過ぎたあたりで、そこからスムーズに加速していく。前との差は3馬身ほどあったが、最後の直線では完全に射程圏。
外から並びかけると一瞬で追い抜かして先着。時計は6F90.7〜5F72.9〜4F56.5〜3F41.2〜1F12.1秒と数字的には半マイル追い切りだが、これは予定通り。来週は1週前追い切りなので、1周半で6Fからしっかり時計を出すとのこと。ここまで順調そのものといったところだろう。
(取材・文:井内利彰)