春3戦目で状態が一番良いように見えるペルシアンナイト(撮影:井内利彰)
 
 大阪杯2着の後、一旦放牧へ出されて、吉澤ステーブルWESTから栗東へ帰厩した
ペルシアンナイト(栗東・池江泰寿厩舎)。次走はマイルCS1着以来のマイル戦となる安田記念(6月3日・東京芝1600m)を予定しており、今朝24日はレースに向けた1週前追い切りを行っている。
 レースでアイビーS2着以来のコンビとなる川田将雅騎手が騎乗。朝一番のCWコースで
アッシュゴールドが先頭、ここから1.5秒近く離れて
サトノノブレス、そこから3馬身ほど後方に
ペルシアンナイトという隊列でスタートした。
 先頭との差を少しずつ詰めながら、道中を進めていき、4コーナーでは最内から前2頭を射程に入れる。直線に向いてから仕掛けられると、グンと加速して2頭を追い抜き、ラスト1F標識を過ぎたところで先頭。半馬身出るか出ないかの状態だったが、そのまま先着でゴールした。
 時計は6F81.8〜5F67.0〜4F52.6〜3F38.4〜1F11.5秒で全体、終いともに文句ない内容。馬体の張りも素晴らしく、状態としては春3戦目にして一番と思えるくらいの調教内容だった。
(取材・文:井内利彰)