現地時間29日、米・ベルモントパーク競馬場で行われたメトロポリタンH(3歳上、米G1・ダート8f)は、E.プラード騎手騎乗の1番人気のシルヴァートレイン Silver Train(牡4、米・R.デュトロウ厩舎)が、道中2番手追走から直線で先頭に立ち、後方から差を詰めた5番人気サンキング Sun Kingの追撃をアタマ差退け優勝した。勝ちタイムは1分34秒27(良)。さらに2.3/4馬身差の3着には4番人気マスメディア Mass Media入った。
勝ったシルヴァートレインは父がOld Trieste、母Ridden In Thestars(その父Cormorant)という血統の米国産馬。04年7月にデビューし、3戦目のメイドン(ダート6.5f)で初勝利を挙げるが、その後の3戦は勝ち切れないレースが続き、05年7月のアローワンス(ダート6f)で約1年ぶりの勝利を収めると、アムステルダムS(米G2)では3着と好走、続くジェロームS(米G2)は重賞初制覇を達成し、さらにBCスプリントでG1初優勝を遂げる。年明け初戦となったリヒタースケールBCスプリントCH(米G2)は7着に惨敗。続くクレーミング競走(ダート6f)も2着に敗れていた。通算成績14戦5勝(重賞3勝)。