【万哲の馬場予報】新潟記念(新潟芝)「狙いは差せる馬!荒れた馬場への適性も問われる」

2018年09月01日 20:00

中〜外差し傾向が続くと見る

 毎週欠かさず馬場に関する情報を収集し、自身の予想に反映させるというスポーツニッポンの“万哲”こと小田哲也記者が、“予想に役立つ馬場情報”をコンセプトに、重賞が開催されるコースについて、当週の降水量・前日のレース結果等を踏まえた主観的意見から、よりライブな馬場状態を解説する。

【新潟記念(新潟の芝傾向)】
 今週の新潟は週初めから雨が降らない日がなく、土曜も時折雨が降った。芝は、レース時間帯は重馬場で施行。土曜最終レース後の午後5時半に芝は重から稍重に変更されている。

 内回り使用のレースは内寄りを粘るケースもあるが、外回りのレースは先週(新潟2歳Sが典型)に続き、外差し天国の様相。直線で内3〜4頭分を空け、各馬は走っている。

 新潟記念と同じ外回り2000m戦で行われた9R・糸魚川特別は中団追走の5番人気ニシノアモーレが一番外から伸び切った。このレース、前半5F59秒5〜後半5F60秒0である程度流れたこともあるが、馬場が傷み始めた内で粘り込むのは難しい。

 日曜は好天予報で馬場状態は「良」に回復する可能性もあるが、中〜外差し傾向が続くと見る。先行勢が馬場の良い中〜外を通って粘り込むパターンがこの種の馬場状態では多々あるが、今年の先行組の近走を考えると、よほど展開に恵まれない限りは残るケースは考えにくい。

 ただ、馬場は渋っているので荒れた馬場への適性は問われる。軽い瞬発力が武器の馬は評価が難しい。

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