追い切りでコンスタントに時計を出しているレイエンダ(撮影:佐々木祥恵)
ダービー馬
レイデオロ(牡4・美浦・藤沢和雄)の全弟
レイエンダ(牡3・美浦・藤沢和雄)は、昨年7月30日に札幌で新馬勝ちの後に骨折が判明。9か月半の休養を挟んで5月12日の夏木立賞(3歳500万下)、7月22日の松前特別(1000万下)と連勝し、3戦無敗でセントライト記念(9月17日・GII・中山芝2200m)に臨む。
5日(水)にはウッドチップコースで
バトルスピリッツ(牡4・1000万)と併せ馬での1週前追い切りをこなしたが、相手を追走して馬なりで併入している。同馬について、千島調教助手のコメント。
「前走は好メンバーの中で、良い内容の勝ち方をしてくれました。ここまでコンスタントに時計を出していて順調です。今週の動きも素軽くて良い感じでした。気持ちが強いところがあり、気が入り過ぎるところがあるので、そのあたりに気をつけて調整しています。自分のリズムで走れるかが鍵になりますが、今のところコントロールはきいています。
兄の
レイデオロに比べて俊敏で小脚が使えますし、小回りもこなしていますので、中山の2200mも対応できるでしょう。骨折があって休んでいただけで、元々期待が高かった馬です。あとは相手関係よりも自分のリズムで走ってほしいですね」
(取材・文:佐々木祥恵)