8日にイギリスのヘイドック競馬場で行われたスプリントC(G1・直線芝1200m・12頭)は、中段後方から進めたO.マーフィー騎手騎乗のザティンマン(セ6、英・J.ファンショー厩舎)が、ラスト200mで抜け出すと、外から迫る2頭も抑え優勝した。勝ちタイムは不良馬場で1:14.13。
2着は1/2馬身差でブランド(セ6、英・K.ライアン厩舎)、3着はクビ差でグスタフクリムト(牡3、愛・A.オブライエン厩舎)。昨年覇者で人気のハリーエンジェル(牡4、英・C.コックス厩舎)は6着だった。
ザティンマンは父Equiano、母Persario、その父Bishop Of Cashelという血統。昨年の英チャンピオンズスプリントS、今年のダイヤモンドジュビリーSに続き1200mのG1を3勝目。スプリントCは2016年に2着、2017年は3着と、三度目の挑戦でそのタイトルを手にした。通算20戦9勝。