シビックヴァーゴが突き抜け準重賞で初勝利(撮影:高橋正和)
18日、大井競馬場で行われた準重賞のゴールドジュニアー(2歳・ダ1400m・1着賞金650万円)は、2番手で進めた笹川翼騎手騎乗の2番人気シビックヴァーゴ(牡2、大井・米田英世厩舎)が直線で後続を突き放し優勝した。勝ちタイムは1:29.7(不良)。
2着には3.1/2馬身差で出遅れ最後方からとなりながらも直線で大外から追い込んだ1番人気のラプラス(牡2、大井・藤田輝信厩舎)、3着には1.1/4馬身差で10番人気のトーセンスプモーニ(牡2、浦和・小久保智厩舎)が入った。2着のラプラスまでが11月14日に大井競馬場で行われるハイセイコー記念(SII・ダ1600m)の優先出走権を獲得した。
勝ったシビックヴァーゴは父バゴ、母ダイワエタニティー、その父ジャングルポケットという血統。4戦目にして準重賞で初勝利となった。
【笹川翼騎手のコメント】
「今日は上手く走ってくれました。まだあてにならないところのある馬なので、今日のような競馬が次もできるかはわかりませんが。今日はペースが速くて、番手に付けたのは良かったんですが、どうしようかと思っていました。でも自力で行ってみようと思いました。距離が伸びても大丈夫です。自分で行きたがる馬ではないので。この馬、奥が深い感じがします。楽しみです」