秋の最初のレース、神戸新聞杯は出遅れが響いて4着に終わった、皐月賞馬
エポカドーロ(栗東・藤原英昭厩舎)。今朝11日は菊花賞(10月21日・京都芝3000m)に向けた1週前追い切りを行っている。
朝一番のCWコースに岡田祥嗣騎手(レースは戸崎圭太騎手)が跨って、正面から入場。
コーカスを追いかける内容で前半から少し遅めのラップ。3コーナーあたりでペースアップするかと思われたが、あまり
スピードは上がらないまま、最後の直線へ向いてくる。
内から
エポカドーロが並びかけてきて、本来なら楽に交わしていくところだが、相手の手応えも余裕がありすぎて、並んでも追い抜くことができない。結局、ゴールでも同入か少し
エポカドーロが遅れているのかなという感じでのフィニッシュとなった。
時計は6F85.2〜5F69.9〜4F55.2〜3F40.7〜1F11.8秒。決して瞬発力に長けた馬ではないだけに、一瞬で相手を抜き去ることは不得意なのだろう。数字的にはしっかり伸びているし、前走後も順調という表現でよいのではないだろうか。
(取材・文:井内利彰)