【万哲の馬場予報】チャンピオンズC(中京ダート)「先行勢から何かは残る!」

2018年12月01日 19:00

降水確率10%と雨の心配はなく先行馬天国の馬場

 毎週欠かさず馬場に関する情報を収集し、自身の予想に反映させるというスポーツニッポンの“万哲”こと小田哲也記者が、“予想に役立つ馬場情報”をコンセプトに、重賞が開催されるコースについて、当週の降水量・前日のレース結果等を踏まえた主観的意見から、よりライブな馬場状態を解説する。

【チャンピオンズC(中京のダート傾向)】

 JRA発表の土曜午前5時30分現在の中京ダートの含水率はゴール前が2.6%、4コーナーが2.9%。中山(ゴール前が2.8%、4コーナーが2.7%)同様、かなり乾燥した状態になっている。当然、土曜の中京ダートは終日良馬場。日曜も降水確率10%と引き続き雨の心配はなく、土曜の馬場状態が引き続き続くとみていい。土曜は明らかに先行馬天国だった。

 土曜は、ダート戦は7鞍施行。勝ち馬の最終4コーナーの位置は「3番手、1番手、1番手、1番手、10番手、1番手、2番手」。7戦中、4戦が逃げ切り勝ち。唯一後方からの追い込みが届いたのは1200mの7R・3歳上500万下で、最終4コーナー10番手から9番人気イナズママンボが届いた。レース前半3F35秒4〜後半37秒3で多少前傾ラップだった影響もある。

 ただ、チャンピオンズCと同舞台の1800m戦はスタート直後が上り坂になるコースの関係で、やはり先行勢優位。8R・3歳上500万下を逃げ切った2番人気ダノンスパークは前半3F36秒7〜後半38秒1と多少序盤は速かったが、楽々逃げ切ってしまった。勝ち時計1分53秒5は極端に遅くなく、ほぼ標準。

 GIとなると、序盤の入りも違うので一概に先行有利とは言えないが…。それでも昨年は逃げたコパノリッキーが3着、2番手追走テイエムジンソクが2着と逃げ&好位勢が活躍するコース傾向。今年は乱ペースが考えにくい構成。先行勢から何かは残るとみていい。勝ち時計は例年通り「1分50秒台」か。平坦コースの京都のように、1分49秒台の速い決着にはまずならない。

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