2着以下はハンデ戦らしい大接戦となった2016年(撮影:下野雄規)
15日に中山競馬場で行われるターコイズステークス(3歳上・牝・GIII・芝1600m)。重賞格上げ以降の過去3年をダイジェストで振り返る。
■マジックタイムが差し切り重賞2勝目!
14番ウリウリがスタートで出遅れ。9番ウインファビラス、13番レッツゴードンキも一息。5番エンジェルフェイスが押して出て行くが、その外から7番クロコスミアが並んできた。1馬身半差で12番ペイシャフェリス、直後に4番サンソヴールと15番エテルナミノル、その後ろに3番ダイワドレッサー、半馬身差の外に6番ビービーバーレル、さらに1馬身差で16番マイネグレヴィル、その内に1番カフェブリリアントが続く。
2馬身開いて2番ウキヨノカゼとウインファビラス、また2馬身離れてウリウリ、1馬身差で8番アルマディヴァン、1馬身半差で10番マジックタイム、さらに1馬身差で11番アットザシーサイドと続いて、2馬身後ろの最後方がレッツゴードンキとなった。
600mの通過タイムは34.6秒。各馬一団となって3〜4コーナーを回って最後の直線へ。マジックタイムはまだ後方の馬群の中。
直線に入ってエンジェルフェイスとクロコスミアが苦しくなり、ペイシャフェリス、エテルナミノル、ウキヨノカゼ、ウリウリ、カフェブリリアントら後続が殺到。さらに外に出したマジックタイムやウインファビラス、最後方にいたレッツゴードンキなども脚を伸ばしてきている。ハンデ戦らしい争いとなったが、坂を上がってマジックタイムが一気に突き抜けた。マジックタイムはそのまま、カフェブリリアント、レッツゴードンキ、ウキヨノカゼらの2番手争いを尻目にゴール。4月のダービー卿CTに続く重賞2勝目を挙げた。
2着は1.1/2馬身差でレッツゴードンキ、3着はさらにアタマ差でカフェブリリアント。以下、クビ差4着ウキヨノカゼ、クビ差5着ウインファビラス、アットザシーサイドはさらにハナ差の6着だった。勝ちタイムは1分33秒6(良)。