きさらぎ賞に向けて1週前追い切りを行ったヴァンドギャルド(撮影:井内利彰)
前走ホープフルS6着後も栗東に在厩したまま調整を続けている
ヴァンドギャルド(栗東・藤原英昭厩舎)。今朝23日は次走予定のきさらぎ賞(2月3日・京都芝1800m)に向けた1週前追い切りを行っている。
朝一番のCWコースにM.デムーロ騎手が跨って入場。前方では
シャドウアロングと
カントルが併せ馬をしており、それを1秒以上後方から追いかけるような形だった。
6F標識でのラップは遅かったが、5F標識を過ぎるとペースアップ。前2頭が速かった分、これについていく形で
ヴァンドギャルドのラップも速くなったが、ここで折り合いを欠くようなことはない。
ただ、最後の直線で無理に前へ追いつこうという感じはなく、馬の行く気に任せたままでのゴール。結果的に
カントルには追いつかなかったが、遅れたというよりも前のラップには合わせたものの、最後まで自分のリズムは崩さなかった感じ。
時計は6F81.4〜5F66.0〜4F51.6〜3F37.9〜1F12.2秒。数字的にこれ以上のものは必要ないだろうし、レースまでの間隔を考えれば、これで十分。前走は力を出し切れなかった面もあるだけに、今度こその思いは強いはず。
(取材・文:井内利彰)