ナッソーS、ウィジャボードがG1・6勝目

2006年08月06日 09:00

 現地時間5日、英・グッドウッド競馬場で行われたナッソーS(3歳上牝、英G1・芝10f)は、L.デットーリ騎手騎乗の1番人気ウィジャボード Ouija Board(牝5、英・E.ダンロップ厩舎)が、3番人気アレクサンダーゴールドラン Alexander Goldrunに短頭差をつけて優勝した。勝ちタイムは2分04秒47(良)。さらに2馬身差の3着には2番人気ナンニナ Nanninaが入った。

 勝ったウィジャボードは、父Cape Cross、母Selection Board(その父Welsh Pageant)という血統の英国産馬。従兄に90年愛セントレジャー(愛G1)などG1・4勝を挙げたイブンベイがいる。04年に英・愛オークス、BCフィリー&メアターフ(いずれもG1)を制し、カルティエ賞(欧州年度代表馬、最優秀3歳牝馬)、エクリプス賞(米最優秀芝牝馬)の両方に選出された。昨年のプリンスオブウェールズS(英G1-7着)後に骨折が判明し休養を余儀なくされたが、復帰後はBCフィリー&メアターフ2着、ジャパンC(GI)5着と世界各地を転戦。続く香港ヴァーズ(香G1)でシックスセンスに2.3/4馬身差をつけて快勝した。その後もG1戦線で安定した走りを続け、前々走のプリンスオブウェールズSではエレクトロキューショニスト Electrocutionistを抑えて優勝、前走のエクリプスS(英G1)は5着に敗れていた。通算成績19戦9勝(G1・6勝、重賞7勝)。

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