10日に東京競馬場で行われる共同通信杯(3歳・GIII・芝1800m)について種牡馬別に検証していく。
過去10年で最多となる11回の馬券絡みはディープインパクト、3回でフジキセキが、2回でステイゴールド、マンハッタンカフェが続く。
ディープインパクト産駒は2-3-6-14。先週のきさらぎ賞同様に、クラシックへ繋がる最重要
ステップの一つだけあってディープインパクト産駒の活躍が目立つ。きさらぎ賞との違いは、単勝回収率114%、複勝回収率122%とベタ買いをしてもプラスになる点。
11年
ダノンバラード(9着)、13年
ラウンドワールド(4着)、16年
ハートレー(9着)など1番人気で0-1-1-3と不振が目立つ一方で、2〜6番人気という「ソコソコ人気」に絞ると2-2-4-5で複勝回収率160%に達する。
今年は
ゲバラ、
ダノンキングリーが出走予定だ。ともに「ソコソコ人気」の人気帯に当てはまりそうだが、果たして。
キングカメハメハ産駒は0-1-0-4で複勝回収率26%止まり。馬券に絡んだのは15年1番人気2着の
ドゥラメンテのみで、11年
ベルシャザールが2番人気4着、17年
エアウィンザーが3番人気6着と人気を裏切っている。あまり相性は良くなさそう。今年は
クラージュゲリエが出走予定。
1番人気が見込まれる
アドマイヤマーズはダイワメジャー産駒。ダイワメジャー産駒の出走は15年5番人気12着の
ダノンメジャーのみで、過去データからの取捨判断は難しい。