ウィンクスがG1勝利の世界新記録を狙う(写真右、提供:Racing Photos TM)
16日にオーストラリアのランドウィック競馬場で行われたアポロS(G2・芝1400m)で今年初戦を勝利し、自身の豪州最多連勝記録を「30」に更新した名牝・ウィンクス(牝7、豪・C.ウォーラー厩舎)が、3月2日に同競馬場で行われるチッピングノートンS(G1・芝1600m)に出走予定。鞍上は主戦のH.ボウマン騎手。
ウィンクスはこのレースを勝利すれば連勝記録をさらに伸ばすだけでなく、G1・23勝目となり、これは障害も含めたG1世界最多勝利記録更新となる。現在は障害の名馬ハリケーンフライと22勝で並んでおり、平地のみであれば最多。また、このレースの4連覇も懸かっている。
ウィンクスは父Street Cry、母Vegas Showgirl、その父Al Akbarという血統。通算成績は40戦34勝。なお、チッピングノートンSは出走7頭中6頭がウィンクスと同じクリス・ウォーラー厩舎の管理馬となっている。他厩舎からはアポロSでウィンクスの2着となったハッピークラッパー(セ8、豪・P.ウェブスター厩舎)が出走予定。