オジュウチョウサンがこの大一番で障害復帰2戦目を迎える。障害重賞11連勝、そして本レースの4連覇が懸かる。出走を予定している主な有力馬は次の通り。
■4/13(土) 中山グランドジャンプ(4歳上・JGI・障害4250m)
オジュウチョウサン(牡8、美浦・和田正一郎厩舎)は2016年から3年連続でJRA賞最優秀障害馬を受賞している障害界の絶対王者で、その間の本レースで3連覇を果たしている。昨年後半は平地競走に挑戦しており、前走の阪神スプリングジャンプで障害競走へ11ヶ月ぶりに出走し、貫禄を見せつけた。ここも勝って4連覇&障害重賞11連勝となるか。鞍上の石神深一騎手はJGI・7連勝が懸かる。
ニホンピロバロン(牡9、栗東・田所秀孝厩舎)は2016年に重賞2つを含む障害5連勝をマーク。2017年は屈腱炎ですべて休養したが2018年の春に復帰し、中山グランドジャンプで3着、年末には直行となった中山大障害でJGI初制覇を果たした。また、現在のところ「最後に障害でオジュウチョウサンに勝った馬」でもある。
タイセイドリーム(牡9、栗東・矢作芳人厩舎)は昨年の中山大障害の2着馬。2度勝利した新潟ジャンプSをはじめ、障害では14戦して馬券圏内12回と非常に安定している。2年前のこのレースでは4着だった。
その他、ペガサスジャンプSを勝って臨むマイネルプロンプト(セ7、栗東・坂口智康厩舎)、年末のイルミネーションジャンプSを圧勝したミヤジタイガ(牡9、栗東・武幸四郎厩舎)、重賞勝利はまだないものの重賞戦線で安定しているルペールノエル(牡9、栗東・藤原英昭厩舎)らも登録している。発走は15:40。