欧州で芝平地シーズンが本格化、注目されたアレッジドS

2019年04月15日 11:28

 ヨーロッパにおける今季の芝平地シーズンがいよいよ本格的に動き出した中、複数の古馬の大物が今季緒戦に選んだことでおおいに注目されたのが、13日に愛国のナース競馬場で行われたG3アレッジドS(芝10F)だった。

 G1ブリティッシュチャンピオンズ・フィリーズ&メアズ(芝11F211y)を含む3重賞を制している他、昨年11月のG1BCターフ(芝12F)でエネイブルの2着となったマジカル(牝4、父ガリレオ)が出走し、オッズ2倍の1番人気に推された他、昨年のG1愛ダービー(芝12F)勝ち馬ラトローブ(牡4、父キャメロット)、昨年のG1愛セントレジャー(芝14F)勝ち馬フラッグオヴオナー(牡4、父ガリレオ)らが参戦したこのレース。前半4番手追走から残り1Fで先頭に立ったマジカルが、そこから後続を4.1/2馬身引き離す快勝。2着がフラッグオヴオナーで、更に4.1/2馬身遅れた3着がラトローブだった。

 マジカルの次走は、4月28日にパリロンシャンで行われるG1ガネー賞(芝2100m)か、5月6日にカラで行われるG2ムーアズブリッジS(芝10F)の予定。

 この結果を受けブックメーカー各社は、5月31日にエプソムで行われるG1コロネーションC(芝12F6y)へ向けた前売りで同馬を、エネイブル(オッズ1.8倍〜1.83倍)に次ぐ2番人気(オッズ4.5倍〜6.0倍)に浮上させている。

(文:合田直弘)

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