05年東京ハイジャンプ(JGII)、京都ジャンプS(JGIII)を制したエリモカントリー(牡6、栗東・高橋隆厩舎)が、9月3日付で登録を抹消、現役を引退することとなった。今後は滋賀県・甲賀ファームで乗馬となる予定。
同馬は、父ティンバーカントリー、母チョウカイルビー(その父リヴリア)という血統。伯父に90年東京大賞典、91年川崎記念などを制したダイコウガルダンがいる。03年1月にデビューし、12戦目で初勝利。その後は勝ち星に恵まれず、05年2月に障害へ転向した。3戦目で障害初勝利を挙げると、京都ジャンプSをレコードで制し重賞初制覇を達成。さらに最後のレースとなった東京ハイJも制し、重賞2連勝を飾った。以後は休養に入り、6月下旬に一旦帰厩したものの復帰は叶わなかった。通算成績27戦4勝(うち障害6戦3勝、重賞2勝)。