【万哲の馬場予報】函館スプリントS(函館芝)「ほぼ例年並みの時計が出ているが…」

2019年06月15日 18:35

日曜の天気予報はかなり微妙で、「先行馬天下」になる可能性も

 毎週欠かさず馬場に関する情報を収集し、自身の予想に反映させるというスポーツニッポンの“万哲”こと小田哲也記者が、“予想に役立つ馬場情報”をコンセプトに、重賞が開催されるコースについて、当週の降水量・前日のレース結果等を踏まえた主観的意見から、よりライブな馬場状態を解説する。

【函館スプリントS(函館の芝傾向)】

 東京とは対照的に、土曜の函館は曇で雨は降らず、芝&ダートともに良馬場で終日開催された。芝は開幕週とあって、上々のコンディション。メイン11R・UTB杯(芝1200m)は1番人気レコードチェイサーが逃げ切り、勝ち時計は1分8秒6。

 ほぼ例年の函館開幕週並みの時計が出ている。内と外の馬場差がない開幕週だけに、基本的には前有利はこれもまた例年通りの傾向。

 ただ東京同様、こちらも土曜からの馬場急変が予想される。日曜は終日、雨予報。予報機関によっては、午前中は「暴風雨」の予報もあり、風と大量の雨が予想されている。雨量次第では重、あるいは不良まで悪化してしまうかもしれない。極端に悪化してしまうと、小回りコースだけに後ろからでは全く届かない状況になる。

 函館で札幌分も開催した2013年後半のような「先行馬天下」になる可能性もある。同年の札幌記念はトウケイヘイローが逃げ切り楽勝、キーンランドCはフォーエバーマークが逃げ切っている。日曜の天気予報はかなり微妙なので、当日の馬場状況を再確認していただきたいと思う。

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