【万哲の馬場予報】小倉記念(小倉芝)「小倉競馬らしく明らかに前有利の傾向」

2019年08月03日 20:00

メンバー構成を見ると、乱ペースは考えにくい

 毎週欠かさず馬場に関する情報を収集し、自身の予想に反映させるというスポーツニッポンの“万哲”こと小田哲也記者が、“予想に役立つ馬場情報”をコンセプトに、重賞が開催されるコースについて、当週の降水量・前日のレース結果等を踏まえた主観的意見から、よりライブな馬場状態を解説する。

【小倉記念(小倉の芝傾向)】

 土曜の芝は良馬場で開催。開催2週目とあって、芝の傷みもほとんどなく、小倉競馬らしく明らかに「前有利」の傾向になっている。土曜は、芝競走は8鞍施行。勝ち馬の最終4コーナーの位置は「1番手、3番手、2番手、3番手、2番手、2番手、1番手、3番手」と逃げ、先行勢が幅を利かせた。

 土曜の芝レースは1勝クラスが最上級だったこともあり、シビアな高速戦がなかったこともあるが、差し馬は壊滅状態といえる状況。内を通るコース利が生きる芝状態でもあり、前に行った馬は簡単には止まらない。

 土曜は10R・都井岬特別が小倉記念と同じ2000m戦。レース前半5F60秒0〜後半5F60秒1の完全なMペース。1番人気モアラアネラが3番手から抜け出し、2分0秒1。2着ワタシヲマッテルが4コーナー7番手から2着に届いた。1勝クラスでこの時計が出ていれば、小倉記念は「1分58秒台後半」はまず出る。

 小倉記念のメンバー構成を見ると、乱ペースは考えにくいメンバー構成。頭数は手頃でもやはり前の組が優勢とみている。

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