現地時間3日、アメリカのサラトガ競馬場でG1・ホイットニーS(3歳上・ダ1800m・7頭・1着賞金53万5000ドル=約5702万円)が行われ、道中2番手から進んだ1番人気マッキンジー(牡4、M.スミス騎手)が直線半ばで先頭に立ち、大外から追い込んだヨシダ(牡5、J.ロサリオ騎手)の追撃を退け、1.3/4馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分47秒10(良)。
ヨシダから4.3/4馬身差の3着には、中団からジリジリと末脚を伸ばしたヴィノロッソ(牡4、J.ヴェラスケス騎手)が入った。昨年、今年のドバイWC(UAEG1)を連覇するなど、G1・4勝のサンダースノー(牡5)は、出走を取り消した。
マッキンジーは父ストリートセンス、母Runway Model、その父Petionvilleという血統。アメリカのボブ・バファート厩舎の管理馬。G1は2017年ロスアラミトスF、2018年ペンシルヴェニアダービー、マリブSに続く4勝目。キャリア12戦で連対を外したのは一度のみと、常に安定した成績を残している。
ヨシダは父ハーツクライ、母ヒルダズパッション、その父Canadian Frontierという血統。日本のノーザンファームの生産馬で、アメリカのウィリアム・モット厩舎の管理馬。半兄ジークカイザーや半弟ヴェルテアシャフトは、日本で競走生活を送っている。