重賞で善戦が続くグリードパルフェの重賞初制覇なるか注目(撮影:高橋正和)
8/14(水)に大井競馬場で行われる第53回黒潮盃。実績馬に加え、徐々に力をつけてきた上がり馬がフルゲート16頭に揃っている。秋以降の飛躍に向け熱戦が期待される3歳限定戦だ。主な出走馬は以下の通り。
■8/14(水) 黒潮盃(3歳・SII・大井ダ1800m)
グリードパルフェ(牡3、船橋・山田信大厩舎)は前走のジャパンダートダービーで7着。一線級の壁は厚かったが自身も好時計をマークしており、力を出し切った内容だったと言える。それ以前には東京湾Cを2着、東京ダービーを4着と重賞で善戦を続けており、ここで重賞初制覇なるか注目だ。
ホワイトヘッド(牡3、船橋・川島正一厩舎)はジャパンダートダービー9着。脚質的に展開に左右されやすい面は否めないが、ハマったときは北海道2歳優駿や京浜盃のように強烈な末脚で差し込んで来れる。ここでも侮れない一頭だろう。
リンノレジェンド(牡3、北海道・林和弘厩舎)は道営三冠に挑み、5・2・3着。惜しくもタイトルには手が届かなかったが、一戦ごとに体が絞れて内容は良化傾向にあった。勝利経験のある大井1800mに変わるここで改めて期待したい。
トーセンボルガ(牡3、浦和・小久保智厩舎)は優駿スプリントで
スピードを活かし3着したかと思えば、2000mの芙蓉賞でスタミナを活かし2着。総合力が非常に高い馬で、ここでも展開のカギを握ることになりそう。果敢な連闘策で昨年10月以来の勝利を目指す。
他にも、東京ダービー5着の
アエノエンペラー(牡3、大井・的場直之厩舎)、重賞勝ち馬の
ホールドユアハンド(牡3、浦和・小久保智厩舎)、休み明けの前走を快勝した
ハルディネロ(牡3、大井・荒山勝徳厩舎)、これまで4勝を挙げている
トワイライトスカイ(牡3、川崎・加藤誠一厩舎)らも上位争いを狙う。
発走は20時10分。
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