【新潟2歳S予想】新種牡馬キズナ産駒の◎クリアサウンドに期待/JRAレース展望

2019年08月25日 06:04

中京新馬戦を制したクリアサウンド

 設立当初は1200mだったが、2002年からは外回り1600mコースへと変更され、世代最初のマイル重賞となった。過去の優勝馬には桜花賞馬ハープスターがいるほか、昨年の優勝馬ケイデンスコール、2015年の優勝馬ロードクエストはNHKマイルC2着。2014年優勝ミュゼスルタンは同3着。2着馬にもジャスタウェイイスラボニータウインファビラス(阪神JF2着)がおり、将来を占う意味でも見逃せない1戦だ。

 過去10年で1〜3番人気は8勝2着3回3着3回で、1番人気馬は4勝2着2回。キャリア1戦で挑んだ馬が7勝だが、それ以上に過去10年の優勝馬はすべて左回りの競馬場を経験している馬だったことが特徴的だ。

 キズナ産駒の◎クリアサウンドは中京競馬場のデビュー戦を快勝。デビュー前に坂路で49秒台の時計をマークしたことが伊達ではないことを証明している。注目の新種牡馬キズナ産駒で、一族には名種牡馬ミスターグリーリーストリートセンスがいる名門ファミリー。人気はなさそうだが、本命に期待した。

 オルフェーヴル産駒◯モーベットの母アイムユアーズは函館2歳Sの2着馬。ファンタジーS優勝をはさみ阪神ジュベナイルフィリーズでも2着するなど早い時期から高い能力を示した馬。本馬はその第2仔だ。6月のデビュー戦は出遅れながらも直線だけで2着馬に2馬身差。非凡な能力を示している。

 ハーツクライ産駒▲ウーマンズハートは母の兄弟にラッキーナイン(香港スプリント)、サドンストーム(京王杯2歳S2着、高松宮記念4着など)、ティーハーフ(函館スプリントS、キーンランドC3着、高松宮記念4着など)がいるスプリンターファミリー。8月3日のデビュー戦は随所に若さを見せながらも32秒0の末脚で快勝した。

 先行力のある△ペールエール、追って味のあるところを見せた△グランチェイサーと、△トロワマルス。前走からの上積みがありそうな△トライフォーリアルのレース振りにも注目したい。

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