【名古屋・秋の鞍】12戦11勝エムエスクイーンら3歳馬12頭が集結/地方競馬見どころ

2019年09月03日 05:41

前走の名港盃から巻き返しを狙うエムエスクイーン(撮影:稲葉訓也)

 本日3日に名古屋10Rで行われる秋の鞍(3歳・ダ1800m・1着賞金500万円)。3歳秋のチャンピオンシップの第6戦にも位置付けられている一戦に地元愛知の10頭、兵庫から2頭の計12頭が出走する。

 前々走の東海ダービーを2着に1.7秒差をつける圧巻の逃げ切り勝ちを見せたエムエスクイーン(牝3、愛知・竹下直人厩舎)。古馬初対決となり、デビューから12連勝がかかった前走の名港盃では8着と初黒星を喫したものの、今回3歳限定戦に戻り、最内枠から巻き返しを狙う。鞍上は今井貴大騎手。

 オオエフォーチュン(牡3、兵庫・住吉朝男厩舎)は、園田三冠競走の菊水賞で4着、兵庫ダービーで3着に入った。特に前走の兵庫ダービーでは道中後方2番手から、徐々にポジションを押し上げ、上がり3F最速の末脚を見せた。距離が長いのはプラスに働きそうで、名古屋の地でも重賞制覇を狙う。鞍上は山田雄大騎手。

 こちらも兵庫からの遠征馬となるユノートルベル(牝3、兵庫・田村彰啓厩舎)は、中央からの移籍後で2勝を挙げ、掲示板を外したのも1度のみと安定した走りを続けている。前走の特別戦では、重賞舞台で常に上位入線のリリコ相手にタイム差なしの2着と好内容を見せた。初の名古屋で3勝目を狙う。

 他には、ゴールドウィング賞でエムエスクイーンの2着に入ったアップショウ(牝3、愛知・倉地学厩舎)や、木之前葵騎手が騎乗するマイネルカピターノ(牡3、愛知・錦見勇夫厩舎)らも出走する。

 発走時刻は16:10。12:40時点での天候は晴れ、馬場状態は良となっている。

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