11日、旭川競馬場で行われた道営ス
プリント(3歳上、ダート1000m、1着賞金200万円)は、坂下秀樹騎手騎乗の1番人気
アドミラルサンダー(牡4、北海道・原孝明厩舎)が先団追走から徐々に進出を開始し、直線大外から一気に追い上げた6番人気
ヒロショウグンをアタマ差抑えて優勝した。勝ちタイムは1分00秒0(不良)。さらにハナ差の3着には2番人気
シャンハイジャンプが入った。
勝った
アドミラルサンダーは父グリーンアプローズ、母サレンダー(その父ミルジョージ)という血統。伯父に92年根岸S(GIII)を制したハッピィーギネスがいる。04年4月に道営ホッカイドウ競馬でデビュー。05年5月の北斗盃で重賞初制覇を飾る。その後の北海道スプリントC(交流GIII)では中央馬相手に3歳馬ながら5着と健闘した。近走は安定した成績を残し、前走のカルストンライトオ賞では1番人気に応え優勝していた。通算成績29戦10勝(重賞2勝)。