今週の東京競馬場でデビューする注目の2歳馬4頭について、関係者のコメント。

【11月16日(土)】

■東京4R 芝1400m

・ヴェンチュラスター(牡2・美浦・小島茂之　父ロードカナロア　母ラスヴェンチュラス　母父ディープインパクト)

小島調教師のコメント
「血統馬らしく背中が良い馬ですね。本数を乗り込んでいますし、順調に来ています。稽古での走りからも切れがありそうですし、力を出せる態勢は整っていると思います。ゲートを上手に出られれば、初戦から楽しみですね」

・ピクチャーポーズ(牝2・美浦・手塚貴久厩舎　父ロードカナロア　母フロアクラフト　母父フジキセキ)

手塚調教師のコメント
「仕上がりは良いですね。少し硬いところがありますが、スピードはありそうです。ゲート内で少し落ち着きがないので、ゲート練習しています。うまく出てくれればと思いますが、頭数がさほど多くはないので、例え出遅れても挽回できると思います。瞬発力というよりスピードを持続するタイプで、先行しての粘り込みが合っていそうですね。馬体重は430キロくらいです」

■東京5R　芝1600m

・ゴルトベルク(牝2・美浦・手塚貴久厩舎　父キングカメハメハ　母グルヴェイグ　母父ディープインパクト　祖母に96年オークス、97年天皇賞・秋などを勝ったエアグルーヴ)

手塚調教師のコメント
「気が強いところがありますが、折り合いに苦労しないタイプでレースの流れには乗りやすいと思います。稽古ではやればやるだけ動きますし、良い瞬発力を持っています。動き、息遣いとも良いですね。デビュー前の動きとしては申し分ないです。現在410キロくらいと体は小さいですが、先々も期待しています」

【11月17日(日)】

■東京5R　芝2000m

・オプティマス(牡2・美浦・国枝栄厩舎　父キングカメハメハ　母ヴェルダ　母父Observatory)

国枝調教師のコメント
「調教を積むごとに動きが良くなってきています。本質的には奥手のように思いますが、仕上がりは問題ありませんし、気の良いタイプなので初戦から力を発揮できるでしょう」

(取材・文：佐々木祥恵)