【京阪杯】昨年、初出走で適性を示したロードカナロア産駒に注目/データ分析(血統・種牡馬編)

2019年11月22日 10:00

京阪杯 過去10年

 24日に京都競馬場で行われる京阪杯(3歳上・GIII・芝1200m)について血統・種牡馬別に検証していく。

 過去10年で最多となる3回の馬券絡みがサクラバクシンオーとクロフネ。2回でヨハネスブルグ、キングカメハメハ、アドマイヤムーン、ディープインパクト、キングヘイローが続く。

 Speightstown産駒は初出走となるが、モズスーパーフレアが上位人気と目される。ゴーンウエスト系という括りで見れば、エイシンブルズアイ(父Belgravia)が15年(3人気5着)に出走しており、どちらもオーシャンSの勝ち馬でもある。レコード決着を得意としているだけに、連続開催最終週の京都の馬場がポイントになりそうだ。

 ジャスタウェイ産駒も初出走となるが、同コースで行われたオパールSを制したアウィルアウェイが出走予定。京都では「1-0-1-0」と底を見せておらず、半兄インディチャンプが先週行われたマイルチャンピオンシップを勝利、ジャスタウェイの産駒としてJRA重賞初制覇が掛かるなど、何かと注目を集める一戦となる。

 サクラバクシンオー産駒は「1-1-1-12」。10年にスプリングソングが勝ち馬となっているほか、13年にはスギノエンデバーが10人気3着と人気薄で激走している。同産駒からはアポロノシンザン、ダイシンバルカン、ニシノラッシュと7歳馬3頭がスタンバイ。高齢馬による重賞実績もある種牡馬なので、大駆けがあっても驚けないかもしれない。

 ロードカナロア産駒は「1-0-0-1」。産駒初出走となった昨年は、ダノンスマッシュ(1人気1着)、アンヴァル(5人気4着)と2頭揃って上位入線を果たしていた。今年はエイシンデネブ、ファンタジストの2頭が出走予定。前者は2走前の佐世保Sで衝撃的な末脚を披露して勝利しており、重賞制覇に期待感を募らせる人も少なくないだろう。

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