直線の激しい叩き合いを制して、内のマドラスチェックが勝利(撮影:高橋正和)
22日、大井競馬場で行われた第23回TCK女王盃(4歳上・牝・JpnIII・ダ1800m・1着賞金2200万円)は、3番手でレースを進めた森泰斗騎手騎乗の5番人気マドラスチェック(牝4、美浦・斉藤誠厩舎)が、直線に入って抜け出し、直後から迫った2番人気アンデスクイーン(牝6、栗東・西園正都厩舎)との叩き合いを制して、これにハナ差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分54秒3(重)。
さらに3馬身差の3着に3番人気メモリーコウ(牝5、栗東・松永幹夫厩舎)が入った。なお、1番人気ファッショニスタ(牝6、栗東・安田隆行厩舎)はメモリーコウと1馬身差の4着に終わった。
勝ったマドラスチェックは、父Malibu Moon、母Gloat、その父Mr. Greeleyという血統。昨年5月の鳳雛S以来となる勝利を挙げ、ダートグレード競走初制覇を果たした。