◆第50回エリザベス女王杯・G1(11月16日、京都競馬場・芝2200メートル、良)
第50回エリザベス女王杯・G1は16日、京都競馬場で行われ、1番人気の
レガレイラが差し切ってG1・3勝目を挙げた。昨年は5着に敗れていた舞台で雪辱し、勝ち時計2分11秒0はレースレコードとなった。戸崎圭太騎手(45)=美浦・田島厩舎=はインタビューで「ベリベリホース」と自身の“名言”を絶叫。この後は連覇のかかる有馬記念・G1(12月28日、中山)を視野に入れる。
◆戸崎圭太騎手 6回目の騎乗で初勝利。G1は24年有馬記念(
レガレイラ)以来、通算14勝目。重賞はオールカマー(同)以来の今年8勝目、通算85勝目。
◆木村哲也調教師 延べ4頭の出走で初勝利。G1は天皇賞・春(
ヘデントール)以来、今年3勝目、通算14勝目。重賞はオールカマー以来の今年6勝目、通算37勝目。
◆
スワーヴリチャード産駒 延べ2頭の出走で初勝利。G1は24年有馬記念以来、通算4勝目。23年から3年連続でのG1勝利。重賞はオールカマー(同)以来の今年2勝目、通算9勝目。
◆(有)サンデーレーシング 22年
ジェラルディーナで制して以降、4連勝で6勝目。歴代最多勝利記録を更新。馬主の同一G1・4連覇は、自身の
ジャパンC(10〜13年)に続く2度目。G1は日本ダービー(
クロワデュノール)に続く今年4勝目、通算85勝目(ほかにJG12勝)。重賞はオールカマー以来の今年8勝目、通算259勝目。
◆ノーザン
ファーム 22年
ジェラルディーナから4連勝で13勝目。G1は菊花賞(
エネルジコ)に続く今年9勝目、通算222勝目(ほかにJG13勝)。重賞は前日のデイリー杯2歳S(
アドマイヤクワッズ)に続く今年41勝目、通算899勝目。
◆勝ち時計 2分11秒0は24年
スタニングローズの2分11秒1を上回るレースレコード(阪神開催の20年に
ラッキーライラックがマークした2分10秒3は参考記録)。(記録はすべてJRA)