藤田凌騎手騎乗のトロヴァオが勝利(撮影:高橋正和)
26日、大井競馬場で行われた第11回フジノウェーブ記念(4歳上・重賞・ダ1400m・1着賞金1300万円)は、好位の内でレースを進めた藤田凌騎手騎乗の6番人気トロヴァオ(牡7、大井・荒山勝徳厩舎)が、直線半ばで抜け出し、内を突いて伸びた12番人気マッチレスヒーロー(牡9、大井・橋本和馬厩舎)に2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分25秒5(良)。
さらにクビ差の3着に11番人気ドリームドルチェ(牡8、浦和・小久保智厩舎)が入った。なお、1番人気サブノジュニア(牡6、大井・堀千亜樹厩舎)はドリームドルチェとアタマ差の4着、2番人気リコーワルサー(牡5、大井・荒山勝徳厩舎)は6着、3番人気キャンドルグラス(牡6、船橋・川島正一厩舎)は8着に終わった。
勝ったトロヴァオは、父カネヒキリ、母サワズソング、その父Cox's Ridgeという血統。2017年10月以来となる久々の勝ち星をあげ、4月8日に大井競馬場で行われる東京スプリント(JpnIII)への優先出走権を獲得した。通算成績はこれで28戦5勝(重賞3勝)。