16日、名古屋競馬場で行われた東海菊花賞(3歳上、ダート1900m、1着賞金300万円)は、吉田稔騎手騎乗の2番人気{horse=2001104363:ウイニングウインド}(牡5、愛知・原口次夫厩舎)が道中5番手から徐々に進出し、4角手前で逃げる1番人気レッドストーンに並びかけると、直線では差を広げ2.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分06秒5(良)。さらに2馬身差の3着には4番人気ゲットゥザサミット、3番人気のアラブ馬キジョージャンボは1馬身差の4着だった。
勝ったウイニングウインドは、父ペンタイア、母イイデリズム(その父リズム)という血統。03年9月に美浦・阿部新生厩舎からデビューし、16戦1勝の成績を残して05年12月に現厩舎に転入。4月の東海桜花賞2着などを経て、8月のくろゆり賞(笠松・ダート1600m)で重賞初制覇を達成していた。通算成績35戦12勝(うちJRA・17戦1勝、重賞2勝)。