【早池峰スーパースプリント予想】ラブバレットの復調、巻き返しに期待!/NARレース展望

2020年05月24日 12:00

古豪ラブバレットの復活に期待がかかる(写真提供:岩手県競馬組合)

 距離1000m以下のレースで構成されるスーパースプリントシリーズは、今年で10年目を迎える。全国各地でトライアルを6戦行い、勝ち上がったスプリンターたちがファイナルとなる習志野きらっとスプリントで頂点を争う。その第1戦が盛岡競馬場で行われる早池峰スーパースプリントだ。岩手のスプリント界では絶対的な力を誇っていたラブバレットが、前走、地元のスプリント特別で4着と敗れ、そこから巻き返せるかどうかがカギとなる。ラブバレットを除くと、皆にチャンスがありそうな顔ぶれで、混戦になることは間違いないだろう。

 ◎はラブバレット。昨年秋に南関東に移籍して3戦は、この馬の持てる力を発揮できずに終わり、岩手復帰戦の前走(スプリント特別・OP)でもこの馬らしさを見せられないまま、4着と敗れている。ただ実績だけみればここでも抜けた存在で、調子さえ戻っていれば当然この馬が中心となる。

 ○にエイシンテキサス2018年(園田FCスプリント)、2019年(日本海スプリント)とこのシリーズで優勝の経験があり、ワンターンの競馬場が得意。昨年は盛岡の芝1000mのOROターフスプリントに勝っているようにスピードも上位で、ここでも十分戦えるはず。

 ▲はコンサートドーレ。南関東では7勝し、一時はA2クラスで走っていたことも。岩手に再転入の前走のスプリント特別では2着のサマニーに7馬差をつける圧勝で、重賞初制覇に期待がかかる。

 △は3頭。A2で走っていた南関東からの転入初戦でスプリント特別に勝ったタイセイブラストと1000mに距離短縮がプラスのリュウノヴィグラス、そして昨年3着のシャドウパーティーにも注意したい。

 強いラブバレットが復活するのかに注目が集まる早池峰スーパースプリントは、5月24日(日)、18時10分発走。

(文:佐々木祥恵)

新着ニュース

ニュースを探す

ご意見・ご要望

本サービスはより高機能なサービスの提供なども検討しております。お気づきの点がございましたらお気軽に下記フォームよりご意見をお願いいたします。

  • ご意見をご記入ください。

頂いたご意見には必ずスタッフが目を通します。個々のご意見に回答できかねますことを予めご了承ください。
また、連続して複数送信されると、受付できないことがあります。予めご了承ください。