17年ドバイWCをM.スミス騎手とのコンビで制したアロゲート(撮影:高橋正和)
2016年BCクラシック、17年ドバイWCなどG1・4勝を挙げた
アロゲート(牡7)が病気のため死亡したことが分かった。米競馬
メディア『BloodHorse』などが現地時間2日に報じた。
アロゲートは父Unbridled's Song、母Bubbler、母の父Distorted Humorという血統。B.バ
ファート調教師の管理馬で、主戦はM.スミス騎手。
現役時代は16年にト
ラヴァーズS(米G1)を13馬身半差で制しG1初制覇。BCクラシック(米G1)では
カリフォルニアクロームを下し、同年のエクリプス賞最優秀3歳牡馬に加え、ロンジンワールドベストホースランキング1位となった。
翌17年には第1回の
ペガサスWC(米G1)を制し、日本から
アウォーディー、
ゴールドドリームなどが参戦したドバイWC(首G1)も制覇。この勝利によってテイエムオペラオーの獲得賞金を抜き、当時の世界最高賞金獲得馬となった。
引退後はジュドモント
ファームで種牡馬入りし、現1歳世代が初年度産駒となる。