昨年末、東京大賞典で見事モジアナフレイバー・ノンコノユメの激走を予言したAI予測エンジン『AlphaTwinkle』。「ローテ」「血統」「脚質」「※馬齢」さらに「馬券妙味」など様々なファクターを踏まえた上で、「枠順」「騎手」など出走確定後の要素を加えたAI予想のジャパンダートダービー馬券妙味上位馬5頭はこちら。
■AI予想の推奨馬5頭(馬券妙味上位から)
1)ブラヴール
2)エメリミット
3)リコーシーウルフ
4)キタノオクトパス
5)コージーサンラッド
このチャートと上位5頭の評価を見た競馬評論家・須田鷹雄氏に、ジャパンダートダービーの見解をうかがった。
「3戦3勝、ユニコーンSの内容が圧巻だったカフェファラオがチャートでも他馬を圧倒するかと思いきや、そこまででもない。総合ではバーナードループやミヤジコクオウとほぼ同じだ。
配当妙味が無いのは一本かぶりの人気馬だから当然、レース間隔を考えるとローテもマイナスになるのは分かるが、騎手はレーン騎手の大井経験が少ないこと(おそらく)でだいぶ評価が低いように思う。
バーナードループはデビュー戦で完勝した相手(中山ダート1800m)だし、AIが騎手について過大に見積もってしまっていると考え、◎カフェファラオで1着に固定。○バーナードループと▲ミヤジコクオウは2着までとする。ローテについてだけはAIに言われずとも私も不安に思うのだが、堀厩舎がこれだけの素質馬を無理使いしてくることはないと考える。
ここに、3着用のヒモとして絡めてみたいのが南関勢だ。△エメリミットと☆ブラヴールの2頭は、妙味と適性の項目が高い。ここに魅力を感じる。妙味というのはやはり馬券では重要な要素だ。
過去10年、このレースで馬券に絡んだ南関所属馬は6頭。◎を負かしてヒガシウィルウィンやマグニフィカのようになろうというのはちょっと厳しいかもしれないが、昨年のミューチャリーや15年ラッキープリンスのように3連単の配当を伸ばしてくれる存在にはなりうる。
中央馬の残り4頭から、注ダノンファラオと注キタノオクトパスも3着候補に。ここはAIの判断・チャートの大きさから素直に選択した。3着候補チーム、特に南関2騎に頑張ってほしいところだ」
須田氏はAIの判断・特徴を随所に活かし、次のような結論を出した。
◎カフェファラオ
○バーナードループ
▲ミヤジコクオウ
△エメリミット
☆ブラヴール
注ダノンファラオ
注キタノオクトパス
上半期の3歳ダートの大一番を制するのはいったいどの馬か? ジャパンダートダービーは7/8(水)20:05発走!
※AIの「馬齢」評価には性別・年齢の他に日齢、出生時の季節、出生時の両親の馬齢、ローテーション等の他要素と馬齢との掛け合わせなどが含まれるため、同じ3歳牡馬でも数値に幅が生じます。