99年の英インタナショナルS(英G1)など欧米G1を3勝した種牡馬ロイヤルアンセム Royal Anthem(牡11)が、繋養先の米・ホープウェルファームから愛・Tullogher House Studに移動することがわかった。
ロイヤルアンセムは父Theatrical、母In Neon(その父Ack Ack)という血統の米国産馬。半姉にサンタアニタオークス(米G1)など米G1・7勝のシャープキャット Sharp Cat(父Storm Cat)がいる。3歳時の98年にデビューから3連勝でキングエドワード七世S(英G2・芝12f)を制し、キングジョージ6世&クイーンエリザベスDS(英G1)3着を経て、カナディアン国際S(加G1・芝12f)で初G1制覇。翌年も英インタナショナルS(英G1・芝10f)、ガルフストリームパークBCH(米G1・芝11f)に勝ち、BCターフ(米G1)ではDaylamiの2着に入っていた。通算成績12戦6勝(重賞4勝)。01年に種牡馬入りしたものの、これといった産駒は出していない。