昨年のコックスプレート覇者リスグラシュー(提供:Racing Photos)
26日に発表された、2020年度のオーストラリア・ヴィクトリア州年度代表表彰『Victorian Racehorse of the Year Award』は、62票を獲得したネイチャーストリップが受賞。最終候補5頭に残っていた日本馬リスグラシューは57票で惜しくも及ばず、受賞を逃した。
『Victorian Racehorse of the Year Award』は所属国に関係なく、ヴィクトリア州の競馬場でのパフォーマンスによって評価される。2020年度の対象期間は2019年8月から2020年7月まで。
ネイチャーストリップは、父がDanzig系のNicconi、母Strikeline、その父Desert Sunという血統。
2019年のモイアS、ダーレースプリントクラシックとヴィクトリア州のスプリントG1で2勝をあげている。通算成績は23戦14勝(うちG1・4勝)。
管理するオーストラリアのC.ウォーラー調教師は、2017年度から2019年度までウィンクスで『Victorian Racehorse of the Year Award』3連覇を果たしており、これで4年連続の受賞となった。
最終候補5頭の得票数は下記のとおり。リスグラシュー以外の候補はいずれもオーストラリア調教馬。
62票 ネイチャーストリップ
19.モイアS、19.ダーレースプリントC
57票 リスグラシュー
19.コックスプレート
50票 ヴァウアンドディクレア
20.メルボルンC
38票 ラヴィングギャビー
19.マニカトS、20.ウィリアムレイドS
22票 アリゲーターブラッド
20.オーストラリアンギニーズ
※ヴィクトリア州のG1勝鞍のみ記載