香港の新星と古豪再戦に注目

2020年10月15日 06:00

 「魁!海外馬券塾」(14日)

 日本の有力馬の次走について、「行けるようならば12月の香港」という関係者のコメントを目にするようになった。コロナ禍の現状で、日本人は香港に渡航できる状況ではないが、香港ジョッキークラブは例年通りに香港国際競走(12月13日・シャティン)の開催に向けて動いており、日本馬の登録を促すメールも届いている。

 その香港では18日にシャティントロフィー・G2(芝1600メートル)が行われる。昨年の香港三冠馬ゴールデンシックスティーとG1・8勝の古豪ビューティージェネレーションとの、2度目の対戦となる。

 初対戦だった9月のセレブレイションカップ・G3(芝1400メートル)では、ゴールデンシックスティーが中団から鋭く伸び、2着のビューティージェネレーションに1馬身3/4差をつける快勝だったが、当時は斤量がゴールデンの52キロに対し、ビューティーは60キロと8キロ差があった。今回は4キロ差に縮まり、結果にどう影響するか注目したい。

 いずれにしても、2頭が57キロの同斤量になる12月の香港マイルが総決算となる。12戦11勝で8連勝中と全く底が見えない新星ゴールデンシックスティーが快進撃を続け、盛り上がりが最高潮に達して香港マイルを迎えられるのが、現段階での私の希望である。(海外遠征コーディネーター・田中敬太)

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