北海道新ひだか町静内田原にある日本軽種馬協会静内種馬場で10日、新型コロナウイルス感染拡大防止に配慮したうえで、種牡馬展示会が開催された。
今シーズンから導入されたのは英国産の12歳ノーブルミッション(鹿毛)。父ガリレオ、母カインド(母の父デインヒル)。父は、欧州で11年連続12回リーディングサイアーを継続中のガリレオで、全兄には欧州年度代表馬2回のフランケルがいる血統。自身も2014年のカルティエ賞最優秀古牡馬という活躍馬だ。2015年から米国で種牡馬入りしており、すでに欧米で重賞勝ち馬を残している。
この日展示されたのは産駒のデビューを待つ米国産のデクラレーションオブウォー(12歳、鹿毛、父ウォーフロント)や米国産アニマルキングダム(13歳、栗毛、父ルロワデザモニー)ほか、人気種牡馬の仏国産バゴ(20歳、黒鹿毛、父ナシュワン)、評価急上昇中の英国産マクフィ(14歳、鹿毛、父ドバウィ)など9頭。どの馬もピカピカに磨き上げられており、体調の良さをアピールしていた。