6日に中山競馬場で行われるオーシャンS(4歳上・GIII・芝1200m)について血統・種牡馬別に検証していく。
過去10年で最多となる4回の馬券絡みがダイワメジャー。3回でアグネスデジタルが続き、2回がサクラプレジデント、サクラバクシンオー、アドマイヤムーン、アドマイヤコジーン、タイキシャトルとなっている。ただし、アグネスデジタルを除く種牡馬は、いずれもリピーターによる好走だ。
ロードカナロア産駒は「1-0-0-0」。産駒初出走となった昨年はダノンスマッシュが1人気に応えて快勝。同馬は19年スプリンターズSでも3着に好走しており、すでにコース適性を証明している立場だった。今年はアンヴァル、カイザーミノル、カレンモエ、グルーヴィット(除外対象)、スギノヴォルケーノ(除外対象)の5頭が特別登録。
オレハマッテルゼ産駒は「1-0-0-2」。いずれも18年の勝ち馬キングハートによる成績で、今年も同馬が4年連続となる出走を目論む。なお、18年が1分08秒3、19・20年は1分08秒4と走破タイムは安定している。
ダイワメジャー産駒は「0-4-0-5」。2着4回すべてがナックビーナスによるリピート好走。なお、18年にはビップライブリーも勝ち馬から0秒1差5着と健闘していた。今年はアストラエンブレム、ラヴィングアンサーの2頭が出走予定。
アグネスデジタル産駒は「0-1-2-1」。18・19年とダイメイフジが2年連続で3着に好走するほか、12年グランプリエンゼルは3度目の出走で5人気2着と前進していた(10・11年出走時は15・13着)。今年はダイメイフジが3度目の出走で勝利を目論む。