桜花賞の母子制覇がかかるアカイトリノムスメ(撮影:下野雄規)
4/11(日)は中山・阪神・新潟の3場開催。天気は中山が晴れ、阪神が晴れ、新潟が晴れの予報となっている。
■牝馬クラシック第一弾・桜花賞
阪神11Rは牝馬クラシック第一弾・桜花賞(GI)。昨年、白毛馬として初めてGIを勝ったソダシが、今度は白毛初のクラシック制覇に挑む。このソダシに加え、阪神JFで2着サトノレイナス、重賞3勝のメイケイエールが前日時点で人気を集めている。また、10年の3冠牝馬アパパネの4番仔にあたるアカイトリノムスメには、桜花賞の母子制覇がかかっている。
■中山11R・春雷Sにジャンダルムなど
中山11Rは芝1200mの春雷S(L)。前走の阪急杯でレシステンシアの3着だったジャンダルムは、03年高松宮記念を含む短距離重賞4勝のビリーヴの仔。他には19年中京記念の優勝馬グルーヴィット、障害帰りの一戦となるプラチナムバレットなどが出走する。
■阪神10R・大阪ーハンブルクCにヒートオンビートなど
阪神10Rは芝2600mの大阪ーハンブルクC(OP)。11年の桜花賞馬マルセリーナの2番仔ヒートオンビートに人気が集まりそう。一つ上の半兄に19年の京成杯を制したラストドラフトがいる。牝馬ながら一昨年の菊花賞で5着となったメロディーレーンにも注目したい。
■オークスを見据えた一戦・忘れな草賞
阪神9Rは3歳牝馬限定の忘れな草賞(L)。2019年のラヴズオンリーユーはここを勝ってオークスも制した。今年は、チューリップ賞4着だったタガノディアーナ、桜花賞で除外対象となったエイシンヒテンなどが出走する。
■ウエスタンゼウス唯一の産駒がデビュー
中山3R・ダート1800mの3歳未勝利戦でウエスタンアダムがデビュー。本馬の父ウエスタンゼウスは名古屋競馬で3勝を挙げ、2017年から種牡馬としてけい養されたが、翌年に死亡したため、本馬が唯一の産駒となっている。
■地方では2重賞
金沢競馬場では17時35分にJBCイヤー記念が行われる。また、岩手・水沢競馬場では17時45分に赤松杯が行われる。