追い切りで良い動きを見せたルージュスティリアは新潟芝1800mでデビュー(写真奥、撮影:井内利彰)
31日(土)・1日(日)に行われる新馬戦の出走馬が、29日確定した。
今週は函館、新潟で計6鞍の新馬戦が組まれている。主な出走馬は以下の通り。
◆7/31(土)
・函館5R(芝1200m・9頭)
カミゴエ(牡、坂井瑠星・矢作芳人、ビッグアーサー)…調教の動きが目立っていて走りそう。
セレブ(牝、大野拓弥・杉浦宏昭、ドゥラメンテ)…追い切りの動きが良く、初戦から期待できそう。
ソリッドグロウ(牝、横山武史・池上昌和、ダイワメジャー)…全兄モントライゼは昨年の京王杯2歳S(GII)の勝ち馬。順調に乗り込まれている。
・新潟5R(芝1600m・17頭)
ラブカヒルー(牝、松山弘平・森田直行、カレンブラックヒル)…半姉ラブカンプーは昨年のCBC賞(GIII)、半兄キングハートは2018年のオーシャンS(GIII)を勝った。
ルクスラピッド(牡、西村淳也・小林真也、ダイワメジャー)…調教で良い動きを見せていて、追い切りは栗東坂路でラスト1F12.2秒。初戦から期待できそうだ。
・新潟6R(芝1200m・18頭)
ロッホローモンド(牡、富田暁・須貝尚介、イスラボニータ)…順調に乗り込まれて好仕上がり。追い切りの動きも良く初戦から。
◆8/1(日)
・函館5R(芝2000m・5頭)
シャーマンズケイブ(牡、川田将雅・尾関知人、ハーツクライ)…半兄メイソンジュニアは2017年のニュージーランドTで2着。父ハーツクライで距離は良さそう。調教の動きも良く期待できる。
ジャスティンスカイ(牡、C.ルメール・友道康夫、キタサンブラック)…セレクトセールで9720万円。調教の動きが良く素質は高そうだ。
・新潟5R(芝1800m・10頭)
オヒロイチョウサン(牡、石川裕紀人・石毛善彦、オルフェーヴル)…半兄ケイアイチョウサンは2013年のラジオNIKKEI賞(GIII)を勝った。
キントリヒ(牡、菅原明良・矢野英一、ゴールドシップ)…半姉クロコスミアは2017年の府中牝馬S(GII)を勝ち、エリザベス女王杯(GI)で3年連続2着。順調に乗り込まれている。
サウンドクレア(牝、松山弘平・安達昭夫、キタサンブラック)…母サウンドバリアーは2010年フィリーズR(GII)を勝った。また、半姉サウンドキアラは2020年阪神牝馬S(GII)など重賞3勝。
ルージュスティリア(牝、福永祐一・藤原英昭、ディープインパクト)…1週前に栗東坂路でラスト1ハロン11.8秒をマーク。追い切りの動きも良く素質は高そうだ。
・新潟6R(牝・芝1600m・18頭)
グランスラムアスク(牝、川須栄彦・矢作芳人、ディープインパクト)…セレクトセールで1億584万円。順調に乗り込まれている。
サブライムアンセム(牝、福永祐一・藤原英昭、ロードカナロア)…叔父に重賞2勝のコディーノがいる。良い動きを見せていて走ってきそうだ。
スノーグレース(牝、丸山元気・中舘英二、ドレフォン)…順調に乗り込まれ、追い切りでは終い鋭い動きを見せた。
ナツイロノオトメ(牝、角田大和・角田晃一、ミッキーアイル)…半姉に2019年関東オークス(JpnII)を制したラインカリーナがいる。姉はダートで活躍したが、父ミッキーアイルで芝の走りに期待。