現地時間4日、豪・バラクラヴァ競馬場で行われたメッセンジャーニュースペーパーH(2歳、芝1050m)で、グラスワンダー産駒のグラスキー Graskey(牡2、豪・G.リチャーズ厩舎)が、ゾディアッククイーン Zodiac Queenに1.1/2馬身差をつけ優勝し、グラスワンダー産駒は豪州初勝利を飾った。勝ちタイムは1分02秒16。
グラスキーは父グラスワンダー、母Key to the Met(その父Mehmet)という血統の豪州産馬。1月20日にデビュー後3戦目のレースだった。通算成績3戦1勝。
グラスワンダー(父Silver Hawk)は現役時代に有馬記念などGI・4勝。03年から06年まで夏シーズンは豪・イライザパークスタッドで種牡馬生活を送っており、この世代(04年生まれ)が南半球での初年度産駒になる。これまでに豪州では3頭が出走。日本ではマルカラスカル(中山大障害-JGI)、マイネルスケルツィ(ニュージーランドT-GII)らを出している。