【海外競馬】名馬サキーが24歳で死す、2001年凱旋門賞を6馬身差で圧勝

2021年08月22日 14:51

 2001年の凱旋門賞(仏G1)を6馬身差で圧勝したサキー(Sakhee)が20日、老衰のため死亡した。24歳だった。所有するシャドウェルのホームページで発表された。

 サキーは父Bahri(その父Riverman)、母Thawakib、母の父Sadler's Wellsという血統。

 当初はイギリスのJ.ダンロップ厩舎に所属し、3歳時の2000年に重賞2勝。翌2001年からS.ビンスルール厩舎に転厩し、L.デットーリ騎手を主戦に迎える。

 同年のインターナショナルS(英G1)を7馬身差で圧勝し、G1初制覇。続く凱旋門賞も6馬身差で圧勝。この時の3着サガシティ(Sagacity)には武豊騎手が騎乗していた。

 さらに凱旋門賞から続戦で、ダートのBCクラシック(米G1)に参戦。ティズナウ(Tiznow)と壮絶な追い比べを演じ、ハナ差の2着に。惜しくも勝利はならなかったが、同じく欧州からの参戦だったガリレオ(Galileo)には大きく先着した。

 2002年のゴントービロン賞(仏G3・2着)を最後に現役を引退。通算成績は14戦8勝。

 現役引退後はシャドウェルのナナリースタッドで種牡馬入りし、プレスヴィス(Presvis)、サキーズシークレット(Sakhee's Secret)、ティンホース(Tin Horse)といったG1馬を輩出。2016年に種牡馬を引退し、功労馬として余生を過ごしていた。

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