24日、中山競馬場で行われたペガサスジャンプS(4歳上、OP・芝3350m)は、小坂忠士騎手騎乗の3番人気メルシーエイタイム(牡5、栗東・武宏平厩舎)が、4番手から直線で外に持ち出すと鋭く伸び、馬群を割って伸びた4番人気アグネスハットを1/2馬身抑え快勝した。勝ちタイムは3分44秒2(良)。さらにクビ差の3着に2番人気カラジが入り、1番人気フミノトキメキは最初の障害で競走を中止した。他の外国馬はパーソナルドラムが11着、ノーヒーローが12着、リアルトニックが13着に終わっている。
勝ったメルシーエイタイムは父チーフベアハート、母マチカネカルメン(その父スリルショー)という血統。03年セレクションセールにて800万円で落札されていた。
05年2月にデビュー。平地で12戦1勝の成績を残し、同年11月に障害入り。入障4戦目の05年中山大障害(JGI)で10番人気ながら2着に好走すると、昨年も秋陽ジャンプS(OP)に勝ち、中山大障害で2年連続となる2着に入っている。重賞勝ちはないがオープン特別は2勝目となった。通算成績23戦4勝(うち障害11戦3勝)。