発展するサウジカップ第3回の開催が楽しみ 2022年2月26日

2021年11月18日 06:00

 「魁!海外馬券塾」(17日)

 サウジカップは2020年、21年とまだ2回の歴史しかないが、既にしっかりと世界の競馬カレンダーに地位を確保した感がある。第1回が19年米国最優秀3歳牡馬マキシマムセキュリティ、第2回が世界中で大活躍するミシュリフと、知名度のある馬が勝ったことが何よりの要因だが、同日に行われる多彩なカテゴリーのサポートレースも、そのプロモーションに一役買っている。

 サウジカップ以外のレースが22年から国際G3に格上げされ、勝ち馬が自動的に出走権を得る指定レースも増えた。その指定レースが最も多く行われるのが日本だ。20年からチャンピオンズCがサウジカップ、カペラSがリヤドダートスプリントの指定レースになっているが、21年はチャレンジC(12月4日・阪神)に芝2100メートル戦、阪神C(12月25日・阪神)に芝1351メートル戦の出走権が、それぞれの勝ち馬に与えられることになった。21年はピンクカメハメハコパノキッキングがダート戦を制すなど、存在感を示している日本陣営のモチベーションに、主催者が反応したものだと言える。

 レース当日の雰囲気も非常に良かったサウジカップ開催。22年の2月26日に迎える第3回が、今から楽しみでならない。(海外遠征コーディネーター・田中敬太)

新着ニュース

ニュースを探す

ご意見・ご要望

本サービスはより高機能なサービスの提供なども検討しております。お気づきの点がございましたらお気軽に下記フォームよりご意見をお願いいたします。

  • ご意見をご記入ください。

頂いたご意見には必ずスタッフが目を通します。個々のご意見に回答できかねますことを予めご了承ください。
また、連続して複数送信されると、受付できないことがあります。予めご了承ください。