JRA騎手課程38期生の第5回模擬レース(第7戦)が10日、中山競馬場のダート1200メートルで行われた。杉原誠人騎手(29)=美浦・藤沢和=も参加した10頭立ての一戦は、
ヤマタケジャイアンが好位から抜け出し、角田大河君(18)が待望の初勝利を上げた。「一生懸命走ってくれて勝つことができて、ホッとしています。冷静に乗れたと思います。1週間後は芝なので、気持ちを切り替えて頑張りたいです」と話した。
ダテノイグナイトに騎乗した紅一点の今村聖奈さん(17)は、模擬レース2度目の2着。初勝利は持ち越しとなった。「強い馬に乗せてもらったのに、結果を出せず申し訳なかったです。失敗ばかりでした」と反省しきり。次回(第6回)は、17日に中山競馬場の芝1200メートルで行われる。