11日、川崎競馬場で行われたクラウンC(3歳、南関東G3・ダート1600m、1着賞金1000万円)は、今野忠成騎手騎乗の3番人気{horse=2004103973:エスプリベン}(牡3、川崎・久保秀男厩舎)がスタートから先手を奪うと、好位から差を詰めた5番人気ロイヤルボスとの競り合いをクビ差制して逃げ切った。勝ちタイムは1分41秒0(重)。さらに2.1/2馬身差の3着には1番人気ヒデサンジュニアが入った。なお、勝ったエスプリベンには5月9日に行われる羽田盃(南関東G1)の優先出走権が与えられる。
エスプリベンは、父カコイーシーズ、母イシノアイランド(その父リズム)という血統。昨年11月のデビュー戦(川崎・ダート1400m)を勝利。2戦目は3着に敗れたが、年明け初戦を4馬身差で快勝すると、前走のうぐいす特別(川崎・ダート1600m)も制し、今回が3連勝での重賞初制覇となった。通算成績5戦4勝(重賞1勝)。