サクラバクシンオー産駒のダイシンバルカン(写真は2019年御池特別出走時、(c)netkeiba.com)
JRA現役最後のサクラバクシンオー産駒だったダイシンバルカン(牡10、栗東・吉田直弘厩舎)が、20日付で競走馬登録を抹消された。JRAのホームページで同日、発表された。
ダイシンバルカンは母ダイシンモード、母の父マイネルラヴという血統。ダートで3歳未勝利・3歳上500万下、芝で御池特別(1000万下)・みちのくS(3勝クラス)と、いずれも1200m以下の距離で2勝ずつをあげた。
サクラバクシンオーは父サクラユタカオー、母サクラハゴロモ、母の父ノーザンテーストという血統。
現役時代は1993年・1994年のスプリンターズS(GI)を連覇するなど、稀代の名スプリンターとして活躍。種牡馬としてもショウナンカンプ・グランプリボス・ビッグアーサーといった活躍馬を送り出し、短距離の名種牡馬として一時代を築いた。
地方競馬においては同産駒は、ゴールドパール(牡11、佐賀・三小田幸人厩舎)、ナイトフォックス(牡10、岩手・佐藤祐司厩舎)の2頭が現役馬として残っている。