栗東CWで一杯に追われたモズゴールドバレル(撮影・石湯恒介)
「デイリー杯クイーンC・G3」(12日、東京)
新コンビを組むM・デムーロを背に、
モズゴールドバレルは9日、栗東CWで
ギブミーラブ(4歳2勝クラス)と併せ馬。しまい重点に一杯に追われ、6F86秒1-36秒8-11秒3と鋭い反応を返した。
1馬身半先着に、藤岡師は「けさのCWは馬場が重くて時計がかかっているので、テンにゆっくりと入って上がり重点で。いい調整ができたと思います」と内容に満足げ。鞍上も「まだ子どもっぽい面はあるけれど、動き自体は良かった。気性も問題はなかった」と好感触を得たようだ。
シンザン記念は6着に敗れたものの、強豪牡馬相手に見せ場をつくった。指揮官は「もうワンパンチ欲しいけど、牝馬同士ならという気持ちはある。ここは力の試しどころ」と2度目の重賞挑戦でV争いを期待していた。