27日、笠松競馬場で行われたオグリキャップ記念(3歳上、ダート1900m、1着賞金450万円)は、吉田稔騎手騎乗の3番人気{horse=2001104363:ウイニングウインド}(牡6、愛知・原口次夫厩舎)が2番手追走からゴール前での競り合いを制して優勝した。勝ちタイムは2分03秒1(良)。クビ差の2着に2番人気クインオブクイン、さらにハナ差の3着に逃げた4番人気ブルーローレンスが入り、1番人気のミツアキタービンは好スタートを切るも伸びず、5着に敗れた。
勝ったウイニングウインドは、父ペンタイア、母イイデリズム(その父リズム)という血統。伯父に95年京都障害S(秋)を勝ったマヤノギャラクシーがいる。03年9月に美浦・阿部新生厩舎からデビューし、16戦1勝の成績で05年12月に現厩舎に転入。これまでに06年くろゆり賞(笠松)、06年東海菊花賞(名古屋)、07年マイル争覇(名古屋)などを制している。また、JRAや他地区への遠征も多く、前走はマイラーズC(GII)に出走して14着だった。通算成績43戦14勝(うちJRA・18戦1勝、重賞4勝)。
【吉田稔騎手のコメント】
「少しでも前に行こうと思っていました。少し掛かり気味になりましたが、いい位置につけられました。上手に立ち回れましたね。次走は中京のテレビ愛知オープンと聞いています」